
住宅ローンの金利を固定金利と変動金利どちらにすればいいのかは大きなテーマです。
固定と変動どちらを選ぶのが最終的に得になるのか、変動タイプや固定期間選択型の金利の低さを選ぶのかそれとも長期固定金利の安定性を選ぶのかといったことは常に議論される問題であり、実際にどちらを選ぶのが正しかったのかということは返済が終わってみるまでなかなかわかりません。
そのため固定金利と変動金利のどちらを選ぶのかは借入れ時点の金利水準や金利推移だけを考えればいいのではなく、その人の将来のリスクに対する考え方が大きく影響するものとなっています。
固定金利と変動金利の違いと今後の見通し

住宅金融支援機構の2017年民間住宅ローン利用者の実態調査には実際に住宅ローンを借りた人がどのような金利タイプを選んだかの調査結果が出ています。
それによると2017年時点で変動型の金利を選んだ人の割合は約50%となっており半分以上の方が変動タイプの住宅ローンを選んでいることがわかります。
また変動金利以外を選んだ人でも固定期間選択型を選んだ人が全体の約40%、全期間固定型を選んだ人は全体の13%と非常に少なくなっていることがわかります。
それより前の調査結果と比較しても年々変動タイプの金利を選ぶ人の割合が増え、逆に全期間固定金利を選ぶ人の割合は減っています。
住宅金融支援機構の調査結果によると2017年はマイナス金利の恩恵をより直接的に活用することができる変動金利タイプの住宅ローンを選ぶ人がおよそ半数になり、固定金利を選ぶ場合でもほとんどが期間選択型で短期間固定で金利が低いものを選んでいることがわかりました。
現在人気のじぶん銀行住宅ローンを見ても、変動金利と期間選択型の短期固定金利タイプのものが非常に低金利となっていることからもその人気の高さがわかります。
住宅ローンの金利選びに迷った場合、多数派の選択に従うなら現在は変動金利、もしくは短期固定金利を選ぶのが盛会ということになるでしょう。
ただし常にいわれることですが変動金利タイプ、そして短期固定金利タイプは金利が上昇するリスクがあります。
また他の調査によると変動金利はどのように金利が変動するのかその仕組みはよくわからないという方がほとんどを占めているという結果も出ていました。
変動金利といっても将来的に金利が下がることはありません。金利が変動する場合にはかならず上昇します。そのときにどれくらい金利が上昇して返済額が増えるのかということも考えて変動と固定どちらを選ぶのかを決めることが必要です。
そういった意味で全期間固定金利の安定性を選ぶならフラット35や住信SBIネット銀行なども有力な選択肢になりますし。
その間を取った10年固定金利を選ぶという方も多くいらっしゃります。
変動タイプや短期固定金利を選んだ場合には常に住宅ローン借り換えも考えておくことをおすすめしています。
住宅ローン金利のパターンは?

固定金利と変動金利、それぞれのメリットデメリット
住宅ローンに申し込むと、必ず発生するのが金利。
この金利は、経済情勢によって大きく変動するもので、低金利が続けば支払い利息が減りますし、金利が上がれば、当然、支払い利息も増えてきます。
長期的に金利の変動を読むのは難しいので、まずは、金利の種類とメリット、デメリットを把握しておきましょう。
下記の3パターンの金利は、住宅ローン審査通りやすい銀行にも用意されています。
- 固定金利
住宅ローンを申し込む時に設定した金利が、完済時まで変わらないタイプです。
返済中に申し込み時より金利が下がっても、その分は適用されませんが、金利が上がった場合も適用されないので、安定したマネープランを考える人におススメです。
- 変動金利
経済、政治などの情勢に合わせて変動する金利が、その都度、適用されます。
住宅ローンを組む時に、この先、さらに金利が下がると思う方は、この変動金利を選ぶとよいでしょう。
金利の見直しは半年単位で行われますが、毎月の返済額は5年間一定であるのが一般的です。
ローンを組んでから数年後に金利タイプを選ぶ!
- 固定金利選択型
住宅ローンを組んでから数年間(3年、5年、10年など)は固定金利で、その後、固定金利を続けるか、変動金利に切り替えるか選べるタイプです。
デメリットとしては、最初の固定金利期間に金利が上昇したり下降したりすると、利息が増えてしまうことです。
金利が上がる、下がるきっかけは、過去の事例が参考になりますので、変動金利を選ぶ方は、書籍やインターネットなどで知識を身に付けておくとよいでしょう。
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